ご報告

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先月の7月24日、午後7時55分、看板犬のユーロが虹の橋を渡りました。
14歳5ヶ月でした。

当院に迎えたのが2ヶ月弱の時でした。
初日からしっかり食べて、毎日すくすく成長し、あっという間に成犬に。
元気いっぱい、悪さもいっぱいしたし、笑いも振りまいてくれました。

ちょっとヘタレで階段が苦手だったり、
ラブラドールなのに泳ぐのが下手だったり、
せっかく買ったお高いベッドをボロボロにしたり、
おやつ大好きだけど初めての物には意外と慎重派だったり、
優しくてどんなわんこにも怒ったことがなくて、
嬉しそうな顔も怒られた後の情けない顔もどんな表情も愛おしくて、
たくさんの思い出がすべて宝物です。

14歳をすぎても食欲も衰えることなく、元気に過ごしていましたが、
亡くなる約4週間前に失神を起こし、数日後から徐々にその頻度が増えていきました。
血液検査、レントゲン、超音波等の検査をしても異常はなく、
次第に食欲低下、後ろ足の麻痺が認められるようになりました。
おそらく脳内に異常があったのだと思います。
次第にフード類も食べなくなってきたので、
今まで食べたことのない美味しいもの手変え品変え食べさせつつ、
なるべくみんなの目が届くところでほとんど寝て過ごしていました。

亡くなる当日の朝はボーロやさつまいものおやつを少し食べていましたが、
昼過ぎ辺りから呼吸状態が悪化し始めました。
スタッフ全員、その時が近い事を覚悟しながら仕事を続けていましたが、
まるで診察が終わるのを待っていたかのようにみんなに囲まれる中
2023年7月24日、午後7時55分息を引き取りました。

亡くなってちょうど4週間たちますが、
14年以上一緒にいた大切な存在だったので、
まだまだどうしてもユーロがいない寂しさはあります。
でもお空の上から私たちの事を見守ってくれているはずなので、
病院の名前を持つユーロに恥じないように、
日々の診察も一生懸命続けていきます。

生前ユーロをかわいがってくださった皆様、気にかけて下さった皆様、
本当にありがとうございました。



みんな、いままでありがとう。