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病院からのお知らせです。

 

「肛門腺について学ぼう!」」(2012.11.1)

 
今回は、身近なのに意外と知らない「肛門腺」についてQ&Aでお話します。
Q. 肛門腺ってなあに?
A. 肛門腺(肛門嚢)は肛門の左右斜め下(時計の4時と8時の方向)に1対あり、臭い分泌液をためている小さな袋です。

Q. 何のためにあるの?
A. この分泌液の臭いは「名刺代わり」ともいわれますが、自分以外の相手を認識したり、縄張りのにおいつけに利用します。

Q. いつだしてるの?出ているところを気づいた事ないけど・・・。
A. 普段は排便のときに一緒にでたり、興奮したときに出ます。ただ、この分泌液がうまく外に出ないで溜まり続けてしまうこともあります。分泌液が溜まるとお尻を床にこすりつけたり、気にしてなめたりする仕草が見られます。

Q. 分泌液が溜まったままだとどうなるの?
A. 感染を起こしやすくなり化膿します。炎症がひどくなると肛門付近の皮膚が破れることもあり、出血や痛みをともないます。

Q. 肛門腺炎や肛門腺破裂になったら治療は?
A. 傷口を洗浄したり、抗生剤の投与が必要になります。
  皮膚の欠損が大きい場合には、まれに外科手術が必要な場合もあります。

Q. 肛門腺炎や肛門腺破裂を予防するには?
A. 分泌物がたまりやすい子は定期的に絞って出してあげる事が必要です。大型犬に比べると、小型犬や中型犬、また肥満犬のほうが溜まりやすいといわれていますが、どんな犬種でも肛門腺炎になる可能性はあり、猫でもめずらしくありません。自宅では上手に絞り出せない場合は、動物病院や美容院などでやってもらいましょう。