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病院からのお知らせです。

 

「この子どんな子」(2012.10.1)

 
当院にいらっしゃる患者さんで一番多いのは犬、次いで猫ですが、当院はウサギやフェレット、ハムスターなども診察しております。

この中でフェレットは、待合でも他の飼い主さんから「何て動物ですか?」と聞かれることもあるくらいなので、
なじみのない方はどんなペットなのかまったく想像がつかないことでしょう。

フェレットはラッコやスカンクなどと同じイタチ科の動物です。
寿命は6〜10才位で、体重はオスは1〜1.5kg位、メスは1kg前後になる子が多いです。
飼育スペースもケージ一つでよく、鳴き声がご近所迷惑になる事もないので集合住宅で飼うことも可能です。
また外での散歩も必要なく、ケージから出して室内で遊んであげるだけで運動量は十分です。
見た目も仕草も愛嬌たっぷりで可愛いフェレットさんですが、飼うにあたっては大変な部分もたくさんあります。 「はっきりいって思ってたよりも色々やらかしてくれて大変です!」というのが大方の飼い主さんの意見です。

たとえばその好奇心旺盛な性格から、いろいろなものをかじったり食べてしまいます。
最悪の場合、腸閉塞や中毒を起こす事もあります。
細長いやわらかい体で狭いところにも入り込んでしまい、出てくる事が出来なくなったり、
飼い主さんが気がつかずに踏んでしまうなんてことも・・・。

これらのことは気をつけておけば防ぐ事ができますが、予想を超えた事をやってくれるのが、フェレットさん。本当に十分に注意が必要です。
また3、4才くらいになってくると色々病気も出てきます。腫瘍が多く、副腎腫瘍やリンパ腫、インスリノーマ(すい臓の腫瘍)が代表的です。
定期的な予防は、ワクチン(年1回、ジステンパーウイルス予防)とフィラリア(犬と同様で4、5月から12月まで月一回の飲み薬)です。

フェレットに限らずですが、飼うにあたっては「かわいいから」だけではすみません。
その動物の性質や寿命も考え、飼育環境を整えられるか考えてください。想像以上に飼うのが大変だったからといって無責任に手放さないことはもちろんですが、いざ病気になったときも最期まで面倒を見てあげてください。

ペットも家族ですから・・・。