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病院からのお知らせです。

 

「腫瘍について〜犬編〜」(2011.10.1)

近年ペットの平均寿命が延びていますが、それに伴い腫瘍で来院する動物も増えています。

腫瘍といっても、良性で寿命に影響は及ぼさず、生活にも大きな支障はきたさないものもありますが、 今回は悪性腫瘍、いわゆるガンや肉腫とよばれる腫瘍で犬で比較的よく見かける腫瘍についてお話します。
リンパ腫 血液系の腫瘍。リンパ節が腫れることが多いが、消化器や皮膚などにできるタイプもある。抗がん剤による治療を行う。
肥満細胞腫 アレルギーや炎症過程で働く細胞である肥満細胞の腫瘍で、主に皮膚にできる。
手術、放射線、抗がん剤を組み合わせて治療する。
乳腺腫瘍 乳腺にでき、発生したものの約50%が悪性。治療は手術で切除すること。避妊手術により発生率を抑えられる。
骨肉腫 骨の腫瘍で特に四肢にできやすい。治療は断脚と抗がん剤治療。
血管肉腫 血管の腫瘍で、脾臓や心臓にできやすい。手術が基本だが、心臓にできた場合は困難。

上記の腫瘍以外にも腫瘍はたくさんありますが、たいていの悪性腫瘍は他の臓器(肺や肝臓など)に転移しやすく、食欲不振や下痢・嘔吐、痛みや呼吸困難など様々な症状を引き起こします。

早期発見・早期治療が望ましいですが、体表にできたものでないと気づきにくいのも現実です。

しかし体の様子をよく観察し、触っていることで小さな異常のうちに発見できることもたくさんありますので、普段からスキンシップがてらわんちゃんの体をチェックしてあげてください。

次回は猫の腫瘍についてお話しする予定です。