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病院からのお知らせです。

 
「年なのにやたら元気!!に気をつけて」(2010.7.1)
 高齢の猫ちゃんで「以前に比べてたくさんフードを食べる」「活発になった(落ち着かない様子で動き回ったり、頻繁に興奮する、よく鳴くなど)」と感じることはありませんか?もちろん病気ではなく本当に元気であればいいのですが、このような症状は『甲状腺機能亢進症』という病気の可能性があります。
 
甲状腺(首の付け根の左右に二つある器官)は、新陳代謝を活発にする”甲状腺ホルモン”を分泌しています。このホルモンが必要以上に分泌される病気が、甲状腺機能亢進症です。
  この病気になるのはほとんどが高齢(10才以上)ですが、活発に動き、見た目は元気そうなので、病気に気づかない飼い主さんも少なくありません。しかし、心拍数や呼吸数が上がるため、体のさまざまな臓器に負担がかかり、発見が遅れると心不全や腎不全、肝不全などを併発し、命にかかわることがあります。
  診断は血液検査で甲状腺ホルモンの濃度を測定します。治療は甲状腺ホルモンの量を抑える薬を飲む方法が主流です。薬は生涯にわたって薬を飲み続ける必要があります。


 高齢の猫の病気として腎不全はあまりに有名ですが、甲状腺機能亢進症も高齢化とともに増えています。
 早期発見できれば、うまく付き合っていける可能性のある病気ですので、あやしい症状があれば早めに病院へ、そして高齢の猫ちゃんは腎臓や他の内臓の病気も含めて定期健診も大切です。